道路交通:車の通行方向は、ギニアは右側通行なので日本とは異なります。
道路の状態:日本の道路は、一般的にギニアよりもはるかに整備されていてきれいです。
雇用市場:日本の方が、ギニアよりも仕事を見つけやすいことが多いです。
社会的な関わり方:ギニアでは、隣人と肩を組んで話すことがよくありますが、日本ではそのような光景はあまり見られません。
「どちらから来られましたか」と聞かれたときに「ギニア出身です」と伝えていましたが、よく混乱して「ケニア出身」と思われることが多かったです。
さらに、「ライオンに囲まれて暮らしているのか」とか、「道を動物が歩き回っているのか」など、私たちの暮らしについて奇妙な質問をされることもあり、それがとても面白かったです。
ギニア、ギニアビサウ、赤道ギニアの3か国は西アフリカのギニア地域に位置することから、共通して「ギニア」という名称を持っています。
以下は「ギニア」という名前を持つ国々の歴史について、簡単にまとめたものです。
ギニア:かつて「フランス領ギニア」と呼ばれていたこの国は、1958年に独立を宣言しました。その歴史はフランスによる植民地支配に始まり、セクー・トゥーレの独裁政権を経て、近年は安定した民主主義の確立に向けた取り組みが続いています。
ギニアビサウ:ポルトガルの植民地だったこの国は、1973年に独立を宣言し、翌1974年に正式に承認されました。独立後は、政治的不安定と軍事クーデターが繰り返されてきました。
赤道ギニア:かつてスペインの植民地であり、1968年に独立を達成しました。その歴史は独裁政権と大規模な石油資源の発見に大きく左右され、これらが経済に重大な影響を与えてきました。